認定級 プラチナ・シルバー
青山 玲奈 さん
旅行業
―― 世界遺産検定に興味を持ったきっかけは?
ビジネス・ファーストクラスを使ったハイグレードな旅行を取り扱う会社に勤めています。当社には、世界遺産旅行に特化した部署が最近できましたが、きっかけはもっと前なんです。
大学時代、世界遺産がまだそれほど知られていなかった頃、夜中にやっていたTBSの世界遺産紹介番組を見たんですね。音楽といい、そこはかとなくマイナーな遺産も紹介するところといい、ものすごく好みだったんです。それで「世界遺産大好き!」になりました。
一番好きなのはデンマークの「イェリング墳墓、ルーン石碑と教会」です。ひと気のない町で、本当に石碑と教会しかないんですが、その石がいいんですよ!緑の丘の前にぽつりとある石。千年の時間が詰まっている存在感に、心が癒されました。1時間くらい石と一緒にお酒を飲んでいられる気がしましたよ。
会社でも"世界遺産オタクの青山"として認知されたみたいで、「検定?当然受けるよね」「はい、今日は勉強するので定時で帰ります!」みたいな感じでした…。
―― どのように勉強されたのですか? また検定を受けてどうでしたか?
勉強は公式テキストをバラバラにして持ち歩いたり、重要ポイントを勉強したくなるようなかわいいノートにまとめたりして覚えました。
世界遺産検定を受けることで、どんどん深いところまで知識を増やしていけるのが嬉しいです。世界遺産オタクですから(笑)。プラチナ(現1級)に合格し、ある程度世界遺産に詳しいことを客観的に証明できるようになったので、将来はこの知識を世界遺産旅行に特化した部署で活かすべくアピールしてみようかな、と考えたり、色々迷っています。あまりにも好きなので、仕事にせずこのまま趣味にしておいた方がいいのかなとも思ったり。世界遺産を愛するゆえの悩みです(笑)。