認定級 2級
中田 結希 さん
大学生
―― マスコミに内定が出て就職活動を終えたあと、2015年12月に2級を取得しています。検定に挑戦した理由を教えてください。
先輩が受検していたので世界遺産検定の存在は大学3年生の頃から知っていました。まわりに受けている人がいなかったので印象に残っていたんです。興味はあったのですが、ゼミが忙しくて受検のタイミングを逃していました。
就職活動が8月に終わって時間に余裕ができ、卒業までの半年間に資格を取りたいと考えたとき、世界遺産検定のことを思い出しました。母が教育熱心だったこともあり、時間があれば何か勉強しようと考えるクセがあって、何もしていないと不安を感じてしまうんです(笑)。内定先がマスコミということで、興味や知識を広げたいという気持ちもありました。
受検にあたり、どれくらいの勉強量でどの程度の級が取れるのか、受検した人のブログなどで徹底的に調べました(笑)。半年で取ることができる最高の級を目指したかったので、本当は1級に挑戦したかったのですが、2級を取得してからでないと受検できないと知り、2級に挑戦することにしたんです。どの検定でも2級以上は欲しいと思っているのと、ブログなどで「難しいけれど頑張れば取れる」という声が多かったのも、2級に挑戦するきっかけになりました。
―― 世界遺産の知識はどのように役立っていますか。
旅が楽しくなりました!今は月に2回くらい旅行しています。世界遺産検定を取得してからは、海外は、アメリカ、オーストラリア、スペインに行きました。イスラム建築とキリスト教の聖堂が混在しているスペインでは、建築様式の細かい部分に目が行き、一緒に行った友達にも思わず解説をしてしまいました(笑)。
私には日本人に日本の良さを広めたいという夢があります。世界のことを知らなければ、日本の素晴らしさを伝えることはできません。もちろん世界遺産だけを学べばいいわけではありませんが、世界遺産を学ぶことで世界の歴史や地理にも触れることになります。世界遺産の学びを将来の夢につなげていきたいですね。
―― これから就職や就職活動を控える学生に世界遺産検定をすすめますか。
はい。ゼミの人たちにはもう勧めています!就職活動をされている方であれば時事問題対策として役に立つと思います。世界遺産を学ぶと世界遺産を軸としたさまざまな知識が得られるので、勉強することでニュースがより理解できるようになりました。
(2016年3月)