■ 研究員ブログ166 ■ 無形文化遺産条約で食文化を守ることはできるのか

NPO法人世界遺産アカデミーが会員向けに発行している会報誌『WHA MR 47号』(2020年5月発行)に、無形文化遺産に関するエッセイを書かせていただきました。今回、研究員ブログへの転載許可が下りたので、読んでいただけると嬉しいです。ページ下のリンクをクリックするとPDFにてお読みいただけます。

無形文化遺産の保護というのは非常に難しく、社会体制や価値観、環境の変化などの影響を受けやすいものです。今回の新型コロナウイルスの影響で危機に陥っている無形文化も少なからずあると思います。そうした無形文化を守り伝えるための取り組みである無形文化遺産条約ですが、「和食」や「フランス料理」などの食文化は保護の対象としてふさわしいのか、疑問に思うところもあります。和食もフランス料理も、イタリア料理も中華料理も大好きなのですが、それは無形文化遺産なの? という疑問です。

(2020.06.23)

↓「無形文化遺産条約で食文化を守ることはできるのか」(PDFが開きます。)

https://www.sekaken.jp/wp-content/uploads/276cb8c2d9eceb76943d8eefbf2bae0d.pdf