「ドレスデン・エルベ渓谷」はドイツ東部の古都ドレスデンを貫く形で流れる エルベ川のほとりにある地域で2004年に世界遺産に登録されました。
川沿いの草原や丘陵には当時を偲ばせる華麗な宮殿や庭園、そしてワイン用のブドウ園などが点在している他、19世紀の産業革命時代の鉄橋や鉄道、造船所などが残されており、豊かな自然と美しい景観が広がっています。
しかし同遺産は、2009年6月25日、世界遺産から取り消しになってしまいました。
オマーンのアラビアオリックス保護区に続き、今回で2件目となります。
さて、ここで問題です。
「ドレスデン・エルベ渓谷」が世界遺産から取り消しになったのはなぜでしょう?