解説
『リヴィウ歴史地区』の旧市街の中心地であるリノック広場には、四隅に神話をモチーフにした噴水があります。水の神であるネプチューンとアムピトリーテー、大地と関連があるディアーナとアドニスの像が建っています。
『リヴィウ歴史地区』はポーランド領となった14世紀以降、宗教や政治、商業の中心として栄えました。
オーストリアやソ連など、様々な国の支配下に置かれたため、建造物や都市の景観から時代の変容を見ることができます。東欧の伝統的な建築様式にイタリアやドイツなどの様式が混在しており、バロック様式やルネサンス様式などの歴史的建造物が残されています。