解説
ユングフラウはドイツ語で「若き乙女」(聖処女)という意味です。ユングフラウ山麓にある修道院に由来しています。
『ユングフラウ - アレッチュのスイス・アルプス』の山々は、4,000万~2,000万年に形成されたと考えられています。アフリカ大陸プレートの北上に伴い、圧縮された大地が少しずつ隆起していきました。氷河期になると、氷河の浸食作用によって山肌は切り立った絶壁となりました。
アルプス最大の氷河であるアレッチュ氷河が残っていますが、年々縮小傾向にあります。原因の特定に至っていないものの、地球温暖化の影響が指摘されています。