タフテ・ソレイマーン(イラン・イスラム共和国)
Q.
『タフテ・ソレイマーン』は古代ペルシャを起源とする宗教のゾロアスター教の聖地跡です。ゾロアスター教では火を神聖視していますが、この地が聖地とされた理由は何でしょうか。
【1】 天然ガスが燃え続けているから
【2】 火山地帯にあるから
【3】 巨大隕石が落下したから
【4】 自然発火現象が多いから
答えを見る
※せかけんクイズの内容は実際の試験問題とは異なります。
解説
イラン北西部にある『タフテ・ソレイマーン』は、火山地帯の谷間に残る聖地跡です。ゾロアスター教で火が崇拝されたことから、火山地帯のこの地に宗教的な価値が見出されたと考えられています。
紀元前6~前4世紀のアケメネス朝ペルシアや、3世紀のササン朝ペルシアがゾロアスター教を国教としたことで、タフテ・ソレイマーンの宗教的な重要性が高まりました。国家的な祭祀が行われ、ササン朝の王位継承の際にこの地で火を捧げたという伝説が残っています。