解説
『シャルトルの大聖堂』は、聖母マリアがイエス・キリストを出産した際に着用していたとされるチュニック(丈が長めの上着)を所蔵しています。聖母マリアの巡礼地として、世界中から信者が訪れるようになりました。
大聖堂は1145年に建設が始まりましたが一度焼失し、13世紀初頭に完成しました。特徴的な2つの塔は、焼失前のロマネスク様式と、完成時のゴシック様式で建てられています。
聖堂内には、総面積2,600㎡にも達する、非常に多くのステンドグラスが用いられています。鮮やかな青を基調としており、その美しさから「シャルトルブルー」の名で知られています。