クエンカのサンタ・アナ・デ・ロス・リオス歴史地区(エクアドル共和国)
Q.
エクアドル南部、アンデス山脈に囲まれた標高2,850mに位置するクエンカのサンタ・アナ・デ・ロス・リオス歴史地区。この地域で、19世紀に生産が盛んになったものは何でしょうか。
【1】 パナマハット
【2】 メキシカンジャケット
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※せかけんクイズの内容は実際の試験問題とは異なります。
解説
19世紀のクエンカでは、麦わら帽子やマラリアの治療薬キニーネなどの生産が盛んになり、経済発展を遂げました。クエンカ産の麦わら帽子は、パナマ運河の建設に携わる人々によく使われたことから、「パナマハット」と呼ばれたそうです。
『クエンカのサンタ・アナ・デ・ロス・リオス歴史地区』は、スペイン国王カルロス5世のガイドラインに基づき、1557年に築かれた都市です。スペイン建築を南米の気候風土に合わせた独特な建築様式が見られ、都市建設から400年にわたり、伝統的な街並みが良好な状態で保存されてきました。