解説
鼓浪嶼(コロンス島)では、車やバイクの通行が禁止されています。ちなみに自転車の使用も禁止されており、消防車や電動カートのみが通行できます。
厦門に面した鼓浪嶼は、1843年の南京条約で厦門が開港されると、1903年に鼓浪嶼に共同租界が設立されました。鼓浪嶼は中国における海外貿易の重要な窓口となり、さまざまな国の領事館が置かれると、外国人もこの島で暮らすようになりました。
島には世界各国のさまざまな建築が建てられ、文化的な混交も進みました。特に、アール・デコやアール・ヌーヴォーなどの西洋の建築様式と、厦門周辺地域の文化が融合して生まれた「アモイ・デコ様式」は、鼓浪嶼独自の建築様式です。