『イエス生誕の地:ベツレヘムの聖誕教会と巡礼路』(パレスチナ)
Q.
イエスの生誕を祝いフランスで食べられるケーキは何でしょうか?
【1】 ガレット・デ・ロワ(王様たちのガレット)
【2】 ガレット・ドゥ・イエス(イエスのガレット)
【3】 クレーム・ドゥ・ネサンス(誕生のクリーム)
【4】 クレーム・レゼグリーズ(教会のクリーム)
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※せかけんクイズの内容は実際の試験問題とは異なります。
解説
昨年(2012年)、イエスが生まれた場所に建てられた聖誕教会が世界遺産登録されました。フランスでは新年になると、イエスの誕生(降誕)を祝う「公現祭」があります。この公現祭のお菓子として有名なのが「ガレット・デ・ロワ」です。直訳すると「王様たちのガレット」ですが、ここでの「ロワ」は王様ではなく、「東方の三博士」を指します。「東方の三博士」は、星に導かれてベツレヘムの馬小屋を訪れ、イエスの降誕を「新しいユダヤの王(救世主)」として祝福しました。一方で、救世主の誕生を恐れたユダヤのヘロデ王は、幼子の誕生を知らせるよう国中に命じますが、夢のお告げを聞いた「東方の三博士」は、ヘロデ王を避け、幼いイエスを救いました。