『カルカッソンヌの歴史的城塞都市』(フランス共和国)
Q.
「カルカッソンヌの歴史的城塞都市」の説明として、正しいものはどれか。
【1】 シャルル4世が大規模な増築を行った
【2】 ヨーロッパ最大規模の城壁である
【3】 フランス・スペイン間の国境画定後も、城壁の増築が進められた
【4】 最初の城壁は、カール大帝の時代に築かれた
答えを見る
※せかけんクイズの内容は実際の試験問題とは異なります。
解説
カルカッソンヌはヨーロッパ最大規模の城壁です。最初の城壁は古代ローマ時代に築かれ、13世紀半ばのルイ9世の時代にアラゴン王国に対する防御として外側に増築されました。
1659年にピレネー条約が締結されてフランス・スペイン間の国境が画定すると、戦略上の意義を失い二重の城壁は次第に風化していきましたが、1844年になって城壁の歴史的価値が見直され、修復プロジェクトが1910年まで続けられました。