解説
富士山=写真=の八合九勺(3360m)以上は、静岡県富士宮市にある富士山本宮浅間大社の、飛び地の奥宮境内地になっています。江戸時代に徳川家康から富士山本宮浅間大社に寄進されましたが、明治維新の時に国有地になりました。1974年に最高裁の判決で富士山本宮浅間大社のもとに戻ることになりましたが、富士山山頂が静岡県のものか山梨県のものか決まっていないために、2004年まで富士山本宮浅間大社の手元に戻るのが遅れてしまいました。
今年、富士山は『富士山-信仰の対象と芸術の源泉』という名前で世界遺産登録されました。そこには富士山本宮浅間大社や富士五湖、三保松原などが含まれています。